学校法人 青木学園 緑苑台認定こども園

保育園ブログ

どんぐりクラブ 小麦成長日記 vol.10 〔~420日目 うどんづくり編①〕

小麦プロジェクトの締めを飾る活動、それは…うどんづくり!短い放課後の時間で行うこともあり“生地作り”と“製麺・試食”を2日に分けて行います。

今回は<生地作り編>
小麦の種まきから参加している子からはテーブルに乗ったクラブ産の小麦粉を見ながら「これで作った小麦は全部なの…?」「ついに終わっちゃうんだね」と1つのプロジェクトが終わりに近づいている寂しさを感じているようでした。

前回のピザ生地作りの経験が活き、支援員が説明しなくとも少しずつ粉に塩水を入れ着々と生地にしていきます。今回は手でこねるのに加え、うどん作りといえば…の、子どもたちも楽しみにしていた足踏み作業があります。これが思った以上に大変!はじめは足を使って踏んでいきますが次第に子どもたちの脳裏に浮かぶのは「どうすれば早く効率的に踏めるのだろう…」という考え。踵を使ってみたり、拳で叩いてみたり、腕立て伏せの要領で筋トレしながらお腹でつぶしてみたり…と頭を使い試行錯誤を繰り返していました。その甲斐あってか、少しずつ生地の固さにも変化が!

最後は4チーム対抗「足踏みレース」を開催し、ゲーム感覚で楽しみながら生地踏みを終えました。目標の耳たぶくらいの柔らかさに変化した生地に子どもたちも満足げです!
生地は少し寝かし、今週末に製麺と試食をします!果たして、無事にうどんへと変身できるのか!?

乞うご期待!

2024-11-27

どんぐりクラブ 小麦成長日記 vol.9 〔~372日目 ピザづくり編〕

約1年どんぐりクラブで育てた小麦は、丸3日の製粉作業を経て約1600グラムの立派な小麦粉に変身!予想以上の量に子どもたちも大喜びです。

出来た小麦粉で作るものは1年前に決まっていた「ピザ!」生地から自分たちで挑戦しました。こねればこねるほど生地からはパンのような香りが漂い、より一層食べるのに期待感もぐんぐん上昇!

数日、寝かせた生地は発酵し、大きさにも変化が見られその様子に驚きの表情もちらほら…。上手に発酵した生地を使い、いざトッピングへ!乗せる具材は各グループで話し合いオーソドックスな野菜とベーコン、チーズを乗せたものからバジルソースをベースに野菜をたっぷりと乗せたピザなど1つ1つが違う12枚のピザが完成しました。

ピザ窯の前まで来るには期待もお腹の減りも最高潮に窯の中でチーズが溶けたり、生地が膨らむ様子を楽しんでいたらあっという間に焼き上がり、出来立てをカットし、いざ実食!1年以上かけて小麦から自分たちで作ったピザは格別に美味しかったようで裏山に響くほどの声で「うまーい!」と美味しさを表現していました。

小麦成長日記もこれにて終了…と思いきや、予想以上に小麦粉が獲れ、まだ半分くらい残っているので嬉しい誤算ですが、もう少し活動にも展開が考えられそうです。1年以上続けてきたプロジェクト、最後まで期待しながら是非、見届けてください!

2024-10-10

どんぐりクラブ 小麦成長日記 vol.8 〔~363日目〕

お久しぶりの小麦成長記録!気が付けば363日目とプロジェクトを進めてから約1年が経とうとしています。

ブログの更新は期間が空きましたが、プロジェクトはどんどん進み脱穀と精選を機械を使わず
2か月かけて自分たちの手で取り組みました。殻と実を分けるのは本当に骨が折れる作業で「昔の人って本当に凄かったんだね」「便利な機械が今はあってよかったね」等、育てるだけではない工程の難しさや苦労を身をもって経験することが出来ました。


そんな工程を経て現在、製粉の真っ最中!製粉機は無いのでコーヒーミルを使って代用。挽いていくと小麦の香りが部屋中に広がり「これ知ってる匂いだよ!」「(小麦粉)粘土遊びの時と同じ匂いだ」と実から粉に変化している様子を目だけでなく匂いや感触でも感じていました。
1回目の製粉では計量カップで約6カップ分の小麦粉が出来ました。果たしてどんぐり産小麦粉はどれだけの量を獲れるのか?また、出来た小麦粉はどんな料理に変身するのか?お楽しみに!

2024-10-01

どんぐりクラブ  食欲全開!焼き栗パーティー

クラブ敷地内に落ちている栗を見て「この栗って食べられるのだろうか…」この一言が焼き栗パーティーの始まりでした。これまでの経験で火おこしを覚えた子どもたちから「火を使えば食べられるんじゃない?」「焼いてみようよ」と次々とアイディアが飛び交い、実際に焼いてみることになりました。この間約2日!子どもたちの行動力にはいつも驚かされます…

火付けはもうお手の物で、20分足らずで大きな火を起こすことに成功!網の上で栗を焼くこと15分…待ちに待った試食タイム♪殻を剥いてかぶりつくと「何これ美味しい!」「サツマイモみたいに甘いじゃん!」と何も味を付けていない栗でしたが本来の旨味や甘みを感じているようでした。

実は栗の殻にはポリフェノール等の栄養がぎっしり詰まっており、その話を聞くと試してみたくなるのが子どもたち!カリカリに焼けた皮と一緒に食べる栗は中身だけとの違いやや香ばしさがあるようで「お菓子みたい」とこれまた好評!全部で170個以上あった栗もみんなで美味しくいただき、子どもたち自身の手で秋の味覚を大いに楽しんだ1日となりました。

2024-09-26

どんぐりクラブ 焼き芋会で一足早い秋がやってきた!

夏休み期間が終わって一週間弱、9月に入り秋の訪れにピッタリな、焼き芋会を開催‼今年の芋はどんぐりファームで育てたジャガイモを使いました。(因みに暦の上では88日頃からもう秋だそうです。体感としては夏真っ盛り、調べてみて支援員もびっくりしました。)


先日行ったサバイバルクッキングの記憶も新しく、事前のかまど組みや薪集めはすっかりお手の物!メタルマッチの使い方も体が覚えていたのかクッキングの時以上にバチバチに火花が上がり、なんと……2つのかまどを10分~15分程で火を起こすことに成功!昨年の焼き芋会では約1時間かかっていたので新記録達成です♪

熾火で芋を焼いていくのでここからは団扇で空気を送り、薪をガンガンに燃やす作業に入ります。ひたすらに団扇で仰ぐのは骨の折れる作業、そんな所に今年もやってきた「どんぐり応援隊:タンクトッパーズ‼」昨年よりも多いメンバーで腕を振り、服を回し、声を上げることで場の士気が一気に上がりました!

身体をいっぱい動かしお腹が空いた状態で食べる芋は格別に美味しいようで、1個、また1個と焼きあがるのをかまどの前で待ち、次から次へと食べていました。食べていくと芋本来の甘味や塩味等、品種によって味の違いがあることに気付き味の感想を仲間と語り合っていました。

自分たちの起こした火で育てた芋を食べる秋の始まりにピッタリの活動となりました!小麦を使った活動もそろそろ次の展開が…乞うご期待!!

2024-09-06

どんぐりクラブ 夏休み期間活動記録VOL.6 8月19日~26日

~8月22日(木)~
翌日の“サバイバルクッキング”に向けての準備を行いました。実は、8月に入ってからブロック運びや、新聞を使っての着火剤作り、薪集めや灰入れ等々、少しずつ子どもたちと準備を進めており、今日は準備の最終段階でした。以前、活動で手に入れた「指南書」に書かれたかまどの組み方やコツを参考に各グループ考えて組みました。記載の通り堅実に組むグループもあれば、乗せる網の大きさから「こんな感じかな?」とざっくりと組み上げてしまうグループもいたりとそれぞれの個性が良く出ていました。
組んだかまどを使って、無事に火を起こせたのか?お米を炊くことが出来たのか?結果は是非、8月22日「どんぐりクラブ 雨にも勝った!サバイバルクッキング」の記事をご覧ください!


~8月26日(月)~
夏休み最終日、残っていた宿題を慌てて取り組む子もいればその様子を横目にのんびり遊んでいたりと様子は様々。そんな中、夏休み32日間で毎日取り組んでいたとある活動が完結!!それは…「どんぐりクイズ王決定戦!!(夏の部)」毎日食後に1,2問ずつ出題しポイントをコツコツと貯めていました。


実際に子どもたちに出したクイズを一問。】
Q.矢印の先がさぎょうのとき食べ物はどれ?
      ↓

     う □ ぎ

     け □ き

     ぱ □ た

     お □ ろ

     き □ く

~答えは本記事文末に!~

1位はなんと74
.5ポイント!総合・学年別と子どもたちの頑張りに表彰状を授与しました。1か月何かに打ち込み続けることは大人でも難しいことで、それをやり遂げた子どもたちはまた1つ成長できたように感じます♪夏休みは終わりましたがクラブとしてはこれからどんな活動が待っているのか?乞うご期待!!




【答え】 ぱすた
「さぎょう=さ行」です。さ行を入れると「うさぎ、けしき、ぱすた、おせろ、きそく」となるので食べ物は「ぱすた」になります。

2024-08-30

どんぐりクラブ 夏休み期間活動記録VOL.5 8月13日~17日

~8月16日(金)~
週の前半は、お盆期間ということもあり、久々に人数が集まったどんぐりクラブ!“何処に出かけた・誰と遊んだ・こんなもの食べた”等々、休日の話を子ども同士交わして過ごしていました。
午後は誕生会!誕生児と一緒に「人間間違い探し」に挑戦。ポーズの変化や持ち物、服装に至るまでわかりやすい変化からちょこっと難しい変化まで出題したり答えたりと大盛り上がりでした♪


~8月17日(土)~

こども園と合同で納涼会を開催!どんぐりクラブは「型抜き屋」を出店しました。実は、型抜き屋の看板や部屋の装飾の一部はクラブの子がデザインを考えて一緒に制作してくれました。「先生が作るのより可愛くていいでしょ!」と、子どもたちも言うように、柔軟な発想で作り進める子どもたちには支援員も敵いません…。
実は、夏休み期間に型抜きを活動内でやっており、納涼会当日クラブ児童での成功者が3人と好成績!ただ、抜き方のコツと併せて
“型抜きの味”も 覚えていたようで失敗するとパクりと食べ「なんかクセになるんだよなぁ…」と言いながらもしっかり完食していました。
こども園のブログ「☆納涼会☆」(8月20日更新)も併せてご覧ください。

                                  VOL
6へ続く

2024-08-30

どんぐりクラブ 夏休み期間活動記録VOL.4 8月8日~9日

~89日(金)~
カラオケ DONGURI開店!

裏山で遊んでいた子どもたちがクラブに戻ってくるとお部屋がカラオケボックス仕様に!?外に出る前に見た部屋の様子との違いに驚きと何が始まるのだろうという期待感に満ちた表情を見せていました。

一人歌いだせば、次々と歌い継ぎクラブ内は本物のカラオケさながら大盛況!歌い進める中で支援員が驚いたのは“別の子が歌った曲でも再度入れている場面”で、大人の考え方だと曲が被らないようにしようと歌いたかった曲も避けてしまう場面があると思いますが、子どもたちは「自分が歌いたい歌を歌う」の考え方で自分も周りも楽しめる空気を作っていました。結果、同じ曲が連続で3回なんてことも…!(
Bling-Bang-Bang-Born、アイドルが特に人気でした。)
ほぼノンストップで気が付くと3時間が経過!歌は勿論、タンバリンや鈴を使って歌っていない子も一緒に盛り上がっていました!

大盛況の「カラオケ
DONGURI」本日の営業時間はここまで。またのご来店をお待ちしております。


                                  VOL
5へ続く

2024-08-30

どんぐりクラブ 夏休み期間活動記録VOL.3 8月5日~7日

~87日(水)~

バスで青少年科学館に出発!3年生より上の学年は館内を数名のグループで自由行動、12年生は支援員と一緒に展示物を見て回りました。

館内は事前にどの学年も見て回りたいもの・ルートを設定して動きましたが、魅力的な展示物がどのフロアにもあり予定通りには回れないグループが続出…。ですが、これまでの経験を活かし瞬時に子ども同士で相談、臨機応変にルートの変更をしてどのグループからも「見たいもの結構見れたよ!」と嬉しさ、楽しさの伝わってくる感想を聞くが出来ました。低学年チームは
2年生が率先してリーダー役となり各階を2時間という時間の中でしっかりと見学することが出来ました。

お弁当を食べた後はプラネタリウムも見学。遠足の日が北海道の七夕だったこともあり映し出された宇宙の様子や地球から見える星座などを見ながら天の川についても触れることが出来ました。


【因みに…】
七夕のお話にも出てくる天の川の正体は「宇宙にあるたくさんの星」だそうです。天の川は、私たちの太陽系のある“銀河系”を内側から見た姿のようです。銀河系はおよそ2000億個の星で出来ていると言われています。街中では見ることが難しいですが、街灯などが少ない場所では観測できることもあり、双眼鏡や望遠鏡を使って天の川を見るとたくさんの星がみられるようですよ。


子どもたちが思っている以上にたくさん歩いて体力を使った科学館遠足。(支援員の万歩計では
20000歩を越えていました)帰りのバスではぐっすり眠る子も…、頭も体も使って科学に触れた子どもたちです。

                                 VOL4へ続く

2024-08-30

どんぐりクラブ 夏休み期間活動記録VOL.2 7月29日~8月2日

~7月29日(月)~
今週は翔陽高校さんから毎日ボランティアとして3,4名の学生さんが遊びに来てくれました!はじめは緊張していた子どもたちも、ひとたび一緒に遊んでしまえばもう仲良し!「〇〇お姉さん一緒に遊ぼ!」「好きな食べ物ってなーに?」と会話を弾ませていました。
そんな学生さんたちと一緒に作ったのはかき氷!但し、ただ作るのではなく4つのグループに分かれ、「型抜き対決」「カプラ積み対決」「計算対決」の3つのゲームで順位に応じて皿やスプーンの大きさ、かき氷機を選択しました。どのグループも全集中で取り組んだ結果、気が付けば時計はお昼を指し、一同驚愕!たくさん頭を使った後に食べるかき氷は格別だったようで中には何杯も食べ、シロップの色素で舌の色が変わっている子も…!和気あいあいとした雰囲気の中夏を感じる1杯を食べていました。


~8
1日(木)~
すっかり恒例となりつつある“どんぐり謎解きゲーム”!今回はサバイバルクッキングで使える知識が書かれた[指南書]を探して各グループクラブ内や裏山など、答えが導く場所へ謎を追い掛けました!制限時間付と緊張感もある中、仲間と協力し合い進めていく中で難問もありましたが今回は学生さんも助っ人としていてくれたのでどのグループも指南書を無事に獲得することに成功!嬉しさのあまり「やったぁぁぁ!」と嬉しさを全身で表現してくれる子もいました。


~82日(金)~
子どもたちの元気さと共に、気温もぐんぐん上昇!こども園のプールを借りて水遊びで涼しく楽しく過ごしました。泳いでみたり、手押し相撲をしてみたり…と、気づけば水のかさが半分くらい減る程の水しぶきを上げながら遊んでいました。
そして、1週間みんなと遊んでくれた学生さんたちも今日が最終日。こそこそっと気づかれないようにお手紙やイラスト、折り紙など子どもたちが自分で考えてプレゼントをしたり、学生さんが帰る様子を背中が見えなくなるまで手を振って見送る様子があったりと子どもたちにとっても特別感のある1週間になりました!


                                 VOL3へ続く

2024-08-30

どんぐりクラブ 夏休み期間活動記録VOL.1 7月26日

今年の夏休み期間はなんと“32日間”!貴重な一夏をクラブでも様々な活動を通して過ごしてきました。一部行事は先に記事にさせてもらいましたが子どもたちの活動の様子を全6回!こちらのブログで一部紹介させて頂きます。


~7月26日(金)~
待ちに待った夏休みがスタート!!最初の活動は、夏休み期間で一緒に活動するグループに分かれての役割決め&グループ名決め!グループの話し合いによって推薦制・挙手制等々…、昨年度のチーム活動を思い出しながら子どもたちの力で話しをまとめていました。想定より苦労していたのが
“グループ名決め”で、シンプルな名前にしたい子もいればポップで明るい名前にしたい子がいたりとそれぞれの個性を出し合いながら納得できる形を模索していました。


午後は誕生会がありました。誕生児にまつわる、〇×クイズを出題!正解も誕生児が○×の札を使って教えてくれました!普段一緒に過ごしている仲間のこともクイズにしてみると意外な一面が見られることもあり回答者である子どもたちも「そうなの!?」と目を丸くして驚く場面もしばしば…!

1日はまだ終わりません!裏山に行って宝探しゲームも開催。お宝は“サバイバルクッキング”でお米を炊くのに使うアルミ缶!山のあちこちに隠された缶を全力で探していました。隠した支援員の性格が良く出ていたようで「こんなところにあるのかよ~」「これは難しいぞ…」と一部、隠し場所の難易度も高かったですが難しければ難しいほど見つけた時の達成感はひとしお!結果、お宝を全員が発見、中身のお茶はみんなで美味しくいただきました!

                                 VOL2へ続く
 
2024-08-30

どんぐりクラブ 雨にも勝った!サバイバルクッキング

どんぐりクラブ、夏の一大イベントとなった「サバイバルクッキング!」薪拾いやかまど組み、着火剤作り等、夏休みが始まったころから準備を進めていました。昨年やっていた子は「今年こそは自分の力で火をつけるぞ…!」と闘志を燃やし、今年初めて体験する子は「サバイバルクッキングって何?でも楽しみ!」と活動当日に向け期待を膨らませる毎日!

迎えた当日、なんと天気は曇りのち雨。「もしかしたらクッキングできないかも…」と不安もよぎる中子どもたちが思いついたのはそう!“ひたすらに祈ること”。太陽に向かって「たいよう~たいよう~」「はれろ~はれろ~」と独特なリズムで空に祈っていました。その甲斐あってか、雨雲は見事にクラブから退散し、米研ぎの後は雨一つ当たらずに火起こしに望むことが出来ました。

半年ぶりのメタルマッチは使いこなすのに時間がかかり、小さな火種がついては消えてを繰り返すこと約
1時間、1グループに火が着火!負けじと他のグループも次々に成功させ今年度はなんとすべてのグループが自力で火を起こすことに成功!自分たちで苦労して起こした火で食べるおにぎりには「旨すぎる」と達成感と嬉しさが入り混じった表情を見せていました。

今年のサバイバルクッキングはおにぎりに加え、夏らしく“流しそうめん”も頂きました。
どんぐり印の流しそうめんは、スピードや角度は支えてくれる子どもたち次第!急に流れが速くなったり、途中で止まってみたりとタイミングが一定でないハラハラドキドキ感も楽しみつつ夏を締めくくる、アウトドアな一日になりました。

2024-08-23

星に願いを!どんぐりクラブ七夕!!

~大人向けどんぐりちょこっとSTUDY特別号~

『七夕は7月7日じゃないの?』

元々北海道でも七夕は7月7日に行っていたそうです。
ですが現在8月7日に七夕を行う地域があるのは、「旧暦」と「新暦」2つの暦の違いが影響していて、明治時代に新暦として太陽暦が採用されたことで、1ヶ月ほど日付にズレが生じました。

その結果、「旧暦の7月7日という日付をそのまま新暦でも使用して7月7日に行う地域」「旧暦の7月7日は新暦では、およそ8月7日にあたるため1ヶ月遅れの8月7日に行う地域」があるようです。
同じ理由でお盆の時期も地域によって7月、8月と差があるそうですよ。

~以上、
【ちょっとした知識を皆様に!どんぐりちょこっとSTUDY】でした!

クラブでも七夕は8月7日とさせていただき、現在どんぐりクラブ玄関前には、みなさんの短冊を柳に吊るして展示しております。どんぐりクラブの子ども達や指導員はもちろん、子ども達のご家族、学生ボランティア、隣接するこども園職員、外部の方と色々な方に願いを込めて短冊を作成していただきました。


「自分の夢」「家族」に関する願い事や「美味しいものをたくさん食べたい」「テストで良い点を取りたい」という、ささやかな幸せから「世界平和」という地球規模の願い事まで集まった短冊の総数は、なんと60を越えました!!

夏の暑さで柳の木も少しバテ気味ではありますが、風に吹かれサラサラと揺れる短冊からみなさんに風流な日本の夏を感じていただけたら幸いです。
(ここだけの話、明るさセンサーによる点灯のため、なかなか見ていただくことができませんが実は暗くなるとライトアップもされているんですよ)

展示は8月7日の七夕までを予定しております。まだまだみなさんの願い事を受け付けております。
短冊の作成については、お気軽にどんぐりクラブ職員までお声がけください!!

2024-08-02

どんぐりクラブ 小麦成長日記 vol.7 〔~295日目〕

北海道も30℃を超える日が続き、小麦もぐんぐん成長し、文字通り小麦色へと変化を見せました。

8月中頃と想定していた収穫時期も早まり、先日小麦の刈り取りを行いました。畑の整地などの事前準備も含めると昨年の8月頃から、プロジェクトが始動していたこともあり、刈り取りながら「小麦を収穫するまでにこれだけの時間がかかるんだ…」「1年前ってあっという間だね」と1年という時間の長さや作物を育てる苦労をその身で感じているようでした。

収穫は20分程度で終わりましたが、小麦を束にする作業がなんと1時間弱!!作業を進めているうちに、自然と「麦集めをする→紐を切る→束に縛る→紐が緩まないように再度縛る→落ちた小麦の粒を拾って集める」といった流れが自然と出来、全員で一致団結し集中して最後まで取り組みました。

作業しながら麦の本数を集計してくれる子もおり、その数なんと『約2400本!!』子どもも支援員も驚きが隠せませんでした!

収穫を終えましたがプロジェクトはまだ終わりません。2週間乾燥させたのち、脱穀・精選・製粉と小麦から“小麦粉”にする工程も引き続きブログでお知らせしていきます!ご期待ください!

2024-07-25

どんぐりクラブ 紅南公園遠足!

今回の遠足は学校の振替休日を使って、少し距離のある公園まで歩きました。普段の散歩道とは違い、花や木々といった自然物が多く「なんか熊とか出てきそうだな…」「出てきたらやっつけてやるよ」と会話を楽しみながら歩きました。


公園に着くと以前来たことがある子が“カブトムシを見つけた木”を教えてくれ、林道を散策し虫探しを楽しみました。遊具遊びも大盛り上がりで、1番人気はターザンロープ!!はじめは両手で綱を掴んで乗っていましたが慣れてくると片手放し、足上げ、決めポーズ等々…自分たちで技を作って披露し合う様子はさながらショーのよう!12年生には少し縄が高く、困っていると一緒に並んでいた上級生が自然と手を貸してあげたり、不安そうにしている子に対して「ちゃんと支えてあげるからやってごらん」と思いやりの溢れる声掛けをしている様子に子どもたちの成長も感じられました。


他にも鬼ごっこ、ボール遊び等、行きでの疲れを忘れさせるほど元気よく遊んでいました。夢中で遊んでいても子どもたちの体内時計はとても正確で、支援員が声を掛ける前に「そろそろ昼ご飯?」との声。
“いただきます”の挨拶は運動会で応援団をやっていた
2名が元気良く挨拶をしてくれ、ランチタイムに活気を付けてくれました。


食後はシートに寝転んでのびのびしたり、サッカーや鬼ごっこをしたりと自由に過ごしました。帰り際、体を目いっぱい動かして疲れているかと思いきや「もっと遊びたい」「あと少しだけ居ようよ」とまだまだ遊び足りない子もおり、その体力に驚かされる支援員…。帰り道では日中の疲れや食後の眠気も次第に出始め、やや疲れ気味の様子でしたが、一緒に歩く仲間と「あと(体力)何%?」「2%」「俺、10%‼」と自身の体力メーターを都度報告し合いながら最後まで頑張って歩いていました。パワーのある子どもたちとこれからどんな活動をしていけるのか楽しみです!

2024-06-05

どんぐりクラブ 小麦成長日記 vol.6 〔~234日目〕

最近は数日見ないだけでその成長っぷりに驚かされる程に最近は成長が著しく、子どもたちも窓から麦を眺めて「またデカくなってるー」と日々驚きの反応を見せてます。


野菜を植えに行ったときに小麦の様子も観察しました。5月の初めに土寄せ・雑草抜きをした時は、子どもたちのくるぶしくらいまでしかなかった葉が、気が付けば膝、中にはおへその位置まで伸びているものもあり改めて小麦の生命力の強さを実感している様子でした。中には虫に食われている葉もあり先日のちょこっとスタディ(5月17日の記事参照)の影響もあり、「アブラムシが食べてるんじゃないか?」「なら、テントウムシに助けてもらわないと」「テントウムシも葉を食べちゃうんじゃ…」等々、教わった知識を元に話が盛り上がっていました。


順調に成長すればそろそろ穂が出てくる頃です。これからの小麦の成長にも乞うご期待!!

2024-05-23

どんぐりクラブ どんぐりファーム始動

 どんぐりファーム始動!と言っても4月上旬から畑の雑草や小石を取る作業を始め、肥料を撒き、約2か月コツコツ準備をしてようやく迎えた苗植えだったので“苗植え”の話をすると『待ってました!』と言わんばかりに嬉しそうな表情を浮かべる子どもたち。今回植えるのは『トマト・ピーマン・ジャガイモ』の3種!学年ごとに場所を割り振って植え付けスタート!自分で植えた苗には自然と愛着が湧いてくるようで、「大きくなれよ」と我が子のように葉っぱの部分を撫でたり丁寧に水をあげる様子も見られました。


続いて、風よけのビニールを張る作業にも挑戦!クラブの周りは自然に恵まれていることもあり、今回はなんと、支柱部分を裏山へ行き自分たちで探しました。枝は余りある程見つけられるのですが、短かったり、細かったり、太すぎたり、腐っていたり…と、“手ごろ“となると中々骨が折れる作業で、裏山中を駆け巡り、約30分かけて集めた枝の総数はなんと”70本‼“


 しっかりと吟味して選んだ分、支柱として丁度良い枝が多く、ピンッと苗を守るカバーを張ることが出来ました。活動が終わり、クラブに戻り窓から自分たちで完成させた畑の様子を見ると苦労した分、達成感もひとしおで、言葉に出さずとも笑顔が止まらない様子の子どもたちでした。


今年のどんぐりファームは、無事に大成功で終われるのか?これからの成長、収穫、調理と楽しみは尽きません! 

2024-05-22

『どんぐりちょこっとSTUDY』はじめました!

クラブ指導員や隣接するこども園の保育士など身近な大人が学校の授業とは違った視点から、'ためになる知識、ちょっとした豆知識、はたまた無駄知識まで、ちょこっと知識を伝える時間'として、今年度より『どんぐりちょこっとSTUDY』という新たな取り組みを始めました。

記念すべき第1回目のテーマは「害虫と益虫」についてで、初めは少し騒がしかった子どもたちも「害虫ってなんだ?」「この虫はどうなの?」「テントウムシも害虫なの?可愛いのに!」と話が進むにつれて、どんどん興味が湧き質問や発言をして楽しみながら参加していました。不快害虫という括りの虫が紹介されると、「'フカイ'ってどういう意味だ」「(地中)深いってこと?」とコントのようなやりとりもありつつ、あっという間の20分間でした。

次回はどんなちょこっと知識が待っているでしょうか?
お楽しみに!

2024-05-17

どんぐりクラブ 鯉のぼりを飾ったよ!

55日は端午の節句!クラブでは先駆けて“こどもの日お楽しみ会”をしました!


支援員が用意した鯉のぼりは、体の至る部分のパーツが無く、鯉のぼりを完成させるべくクラブ中をみんなで探し回りました。椅子の裏や、玩具の底、ポスターの裏や本棚の間等々…、簡単に見つかるのもあれば隅々まで探しても見つからないパーツもあり、やや諦めムードが出る場面もちらほら…しかし、見つける難易度が上がるほど見つかった時の達成感は格別で最後のパーツが見つかった時には自然と称賛と喜びの拍手で溢れていました。


みんなで一生懸命探して完成させた鯉のぼりには自然と愛着が湧いてきたようで“コイちゃん”と命名!そんなコイちゃんと一緒に行ったのは“こどもの日クイズ”。鯉のぼりを飾る意味や、どうして55日に行うのかなどを3択形式で出題、中には思っていた答えと違う問題もあり子どもから「えー!知らなかった!」と驚きの声も漏れる場面もあり、楽しく盛り上がりながらも行事の由来等について触れることが出来ました。


クイズの後は自分たちで作った鯉のぼりが泳いでいる様子を見に行きました!この日はとてつもない強風が吹き荒れており、鯉のぼりたちも全力で泳いでいたり中にはスピンしていたりと中々見ることが無い鯉のぼりの様子に「泳ぎすぎじゃん!」「運動神経すご!」等々、仲間同士笑い合う場面もありました。


元気に泳ぎ回る鯉のぼりの姿はさながら、毎日活気のあるどんぐりクラブそのものだと支援員の間では話題に!この鯉たちのようにこれからの活動も全力で楽しんでいきたいですね♪

2024-04-24

どんぐりクラブ 小麦成長日記 vol.5 〔~197日目〕

3月からクラブみんなで一生懸命雪堀りをした甲斐があり、4月に入り麦畑の雪もすっかり溶けました。雪解けの直後、麦は枯れている葉が多く「ダメになっちゃったかな?」と不安な声も上がっていましたが、暫く様子を見ていると4月中頃から枯れていた葉がまた青々と芽を伸ばしてきました。

麦の力強さに子どもたちも驚きと関心を向けています!成長が続いていると分かったらこの麦をどう調理するかを考えているようでピザやうどん、ラーメン等々…アイディアは尽きず、どう麦が変身するかに期待を膨らませているようです!

2024-04-16

どんぐりクラブ 新年度スタート!!

今年度は新たに11名の仲間を迎えての27名でスタートしました。初日は「新入生歓迎会」を行い、新入生は前に出て一人ひとり自己紹介をしました。新しい環境の中で緊張も見られましたが自分の好きな物などを発表しました。


今年の歓迎会では“なんでもバスケット”“ボール運びリレー”“ドッジボール”の3つのゲームを行いました。1ゲーム目では緊張して話せなかった子もいましたが、2ゲーム、3ゲームと進めていく内に徐々に笑顔や活発さが増え、会が終わる頃には共通の趣味について話をしたり、その後の昼食の時間には学年関係なく一緒にご飯を食べる姿も見られ、互いを知るきっかけになったようです。

今年1年、よろしくお願いします。

2024-04-01